福島県郡山市‐軒天の重要性
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目次
こんにちは、鈴吉ペイント郡山支店です!
外壁塗装のお見積りの中に登場する付帯部。軒天とは、住宅を見上げた時に外壁から突き出ている軒先の天井部分のことで付帯部に含まれます。軒天は普段あまり目につくことがないためメンテナンスが疎かになりがちですが、住宅において大切な役割を担っています。
今回のブログでは軒天の役割や塗装の必要性、劣化症状について解説していきますので外壁・屋根塗装をご検討されている方はぜひご覧ください。
軒天の役割
軒天とは外壁から外側に突き出した軒先の天井部分のことです。
軒裏天井や軒裏などと呼ばれることもあります。
普段目につくことが少ない軒天ですが、実は住宅にとって重要な役割がある部分です。
軒天の役割は、主に以下の4つが挙げられます。
・美観を整える
・外壁の劣化を防止する
・天井裏を換気する
・延焼を防止する
軒天は外観をよくする役割以外にもさまざまな役割があるため、不具合が発生した場合はできるだけ早いうちに補修が必要です。
美観を整える
軒天には、住宅の美観を整える役割があります。
軒天を張らないと、野地板や垂木など屋根の構造部分がむき出しの状態となってしまうため、見た目がよくありません。
軒天を張ることで屋根の構造部分が隠れるため、住宅の外観がスッキリします。
さらに軒天に塗装をすることで美観が整います。
外壁の劣化を防止する
軒天には、外壁の劣化を防止する役割があります。
外壁から外側に突き出した軒天があることで、傘のように雨水や日光から外壁を守ることが可能です。
軒天のない住宅は雨水や直射日光が当たりやすいため、劣化の進行が早くなります。
天井裏を換気する
穴があいている軒天や換気口がついている軒天は天井裏を換気する役割があります。
軒天によって天井裏にたまる湿気を排出し、内部結露を防止できます。
内部結露の防止は、住宅寿命を延ばすことにもつながるのです。
延焼を防止する
軒天に不燃材を使用した場合は、火災による延焼を防止する役割があります。
室内で発生した火災は窓から屋根に燃え移りやすいため、短時間で家全体に燃え広がります。
一方で不燃材の軒天を使用している場合は、一定時間屋根への延焼を防げるため被害拡大を最小限に抑えることが可能です。
軒天の劣化症状
軒天が劣化してくるとさまざまな症状が見られます。
軒天塗装の検討が必要な劣化のサインは以下のとおりです。
・色褪せや汚れの付着
・塗料の剥がれ
・カビや藻の発生
・シミの発生
劣化の状況によっては、塗装での対応が難しく張り替えが必要となる場合もあります。
塗装と張り替えの判断は素人では難しいため、塗装業者など専門業者に判断してもらうと安心です。
色褪せや汚れの付着
軒天部分の色褪せや汚れの付着は、時間の経過により徐々に見受けられる劣化のサインです。
今すぐにリフォームを実施しなくてはいけないというわけではありませんが、近いうちに塗装メンテナンスを検討する必要があります。
塗料の剥がれ
軒天塗装に剥がれがある場合は、劣化が進行しているサインです。
軒天の塗装が剥がれているのを確認した場合は、できるだけ早く塗装メンテナンスの実施が必要となります。
塗装だけではなく軒天そのものが剥がれている場合は、ネズミや鳥などの巣となる恐れがあるため早急な修理が必要です。
ネズミや鳥などが住み着いてしまうと、騒音被害や糞尿による腐食被害を受ける可能性も考えられます。
最悪の場合、配線を噛みちぎり漏電や停電を引き起こす可能性もあるため、早急な対処が必要です。
カビや藻の発生
軒天にカビや藻が発生している場合は、通気ができずに湿気がたまっているか雨水が浸入しているケースが多いです。
コーキング部分から水が浸入していることも考えられます。
カビや藻は1度発生するとどんどん増殖し、健康被害が発生する可能性もあります。
軒天にカビや藻が発生した場合は原因を明確にするためにも、早急に専門業者への点検依頼が必要です。
シミの発生
軒天にシミがある場合は、住宅のどこかで雨漏りが発生している可能性があります。
屋根やベランダに降った雨水が上手く排水できず、雨水が屋根材の中に入りこみ軒天にシミが発生する場合もあります。
雨漏りが進行している場合は、塗装メンテナンスだけでは対応できないため張り替えが必要です。
軒天塗装の耐用年数
軒天塗装の耐用年数は塗料によって異なりますが、だいたい5~15年が目安です。
そのため、見た目的には劣化しているように見えなくても、こまめに点検を実施すると不具合にいち早く気づけます。
また耐用年数にかかわらず、本記事で紹介したような劣化の症状が見受けられた場合には、できるだけ早いうちに点検や補修を依頼するのがベストです。
塗装以外の軒天のメンテナンス方法
軒天の塗装以外のメンテナンス方法としては、以下の3つがあります。
・新たな軒天材でカバーする
・軒天そのものを張り替える
・換気口を取りつける
それぞれ解説します。
新たな軒天材でカバーする
既存の軒天の上から新しい軒天材を貼りつける方法です。
軒天表面のみが傷んでいて下地に劣化が見られない場合は、既存の軒天の上から新しい軒天を貼りつけます。
既存の軒天を撤去する必要がないため、工期の短縮と撤去・廃棄費用の削減が可能です。
すでに雨漏りしているなど、下地の劣化が激しい場合はカバーする方法では補修できません。
軒天そのものを張り替える
軒天の剥がれや穴あきなどの損傷が見られる場合は、張り替えが必要です。
軒天内部に雨漏りしている場合にも、塗装では解決できず張り替えによる交換工事が必要となります。
新たな軒天材でカバーするよりも大がかりな工事になるため、劣化サインが見られたら早めにメンテナンスするようにしましょう。
換気口を取りつける
軒天の通気性が悪くカビやコケが繁殖しやすければ、換気口を取りつけることをおすすめします。
屋根裏などの通気性の悪い場所は、湿気がこもりやすくカビやコケが好む環境が生まれます。
換気口を取りつけることで風通しを良好にして軒天と軒天内部の劣化を防ぐことが可能です。
まとめ
軒天は普段あまり目につかない場所ではありますが、外壁の劣化防止や美観性の向上など、家にとって大切な役割があります。
軒天塗装に剥がれやカビ、シミなどが発生した場合は、劣化している証拠です。
劣化を放置すると不具合が進行し塗装だけでは対応できなくなるため、早急にメンテナンスを行うようにしましょう。
軒天塗装メンテナンスは家の寿命を延ばすことにもつながるため、定期的に行うのがおすすめです。
鈴吉ペイント郡山支店では現場調査・お見積りの作成を無料で行っております。お気軽にお問い合わせください。
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