郡山市住宅シーリング工事
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シーリング材とは
シーリングとは、気密性や防水性を高めるために、建物の継ぎ目やひび割れなどの隙間を充填することです。
コーキングと混同されて使われやすい言葉であり、建築業界でもシーリングとコーキングの判断基準は曖昧です。
シーリング材とは、構造物の防水性や気密性を保持するために、継ぎ目や隙間に充填する材料のことで、コーキング材などペースト状の不定形シーリング材と、合成ゴムを成形してはめ込む定形シーリング材に分けられます。
シーリング工事とは
・建物の外壁ボード間のつなぎ目
・外壁とサッシの隙間
など、動きの多い目地または隙間などに高度の防水性・機密性等を確保することを目的とした工事のことです。
シーリング工事を行うことによって、建物の隙間からの雨水の侵入を防ぐことができます。
さらに、地震で建物が揺れた時や強い風の風圧を受けた時に、目地(部材間の継ぎ目)の動きに追随、伸び縮みをし、建物を漏水等から守ることがシーリングの主な理由です。
建物の隙間を埋めたシーリング材がその役割をしっかりと果たすには、定期的なメンテナンスが必要です。
シーリングの種類
- 1成分形(湿気・乾燥硬化型)
空気中の湿気と反応し硬化するタイプと、空気中で乾燥硬化するタイプがあります。 - 2成分形(反応硬化型)
空気中の湿気や酸素と別途用意した硬化剤と混ぜることで反応し硬化します。
2成分型は1成分形と、基剤と硬化剤を混合し反応により硬化します。
1成分形と2成分形は、さらに耐候性・耐久性・及び耐熱・耐寒性などに優れたシリコン系シーリング材、塗装との密着性に優れたポリウレタン系シーリング材、ALC(軽量気泡コンクリート)と呼ばれる外壁パネルによく使われるアクリル系シーリング材など、成分によって約15種類に分けられます。
シーリングの劣化の時期
シーリングは紫外線と外気の温度で伸び縮みを繰り返し、サイディングの動きに追従し劣化して行くため、場所によって異なりますが、10年を目安に打ち替えを行ったほうが良いとされています。
使用材料
オートンイクシード
耐久性・耐候性の限界に挑む。
新規開発「LSポリマー」の実力 新開発「LSポリマー」の誕生により、経年で流出する可塑剤を配合せずに優れた柔軟性を実現。
経年による硬質化を防ぎ「柔らかさを長時間維持」
耐久年数30年!!
日本で一番長く耐久性の持つシーリング剤です!
シーリング打ち増し工事とは…
シーリングはタイルやサイディングボード、ALC外壁などの外壁のありとあらゆるものを隙間を埋めるものとして使われています。
シーリング打ち増し工事とは、古い目地にそのままシーリングを塗り重ねる方法です。
古い目地の状態が悪いと上塗りした部分だけ剥がれてしまう恐れがありますが、ALC外壁はサイディングよりも厚みがあって目地の溝も深く、打ち増しでも十分な量のシーリングを充填できます。